ローズの香りで美肌、乾燥肌対策も
健康美肌アドバイザーの石川佳子です。
ローズの香りについて
女性が好む香りとして一番にローズの香りがありますが、
ローズの香りの効果効能はたくさんあります。
その効果効能をうまく使えば、スキンケア効果ばかりでなく、免疫力を上げたり、ストレスケア、月経痛や月経不順などにも効果を発揮してくれます。
ただし、これら効果は天然の香りの場合です。
日本で販売されている香水の95%は、合成香料か合成香料+天然香料で作られています。
また柔軟剤に使われている香料は合成香料です。
合成香料については、
「私たちの体組織では分解されず、神経組織や脂肪細胞に蓄積され、
最悪の場合には病気を引き起こす場合がある」
と書いているそうです。
天然のローズの香りが肌に与える作用は
紫外線による肌のダメージを和らげる作用
コラーゲンの合成促進作用
ヒアルロン酸合成促進作用
メラニン産生抑制作用
肌弾力や水分量に有意差
肌のキメ改善効果があると認められている
天然の香料にはこのように、人にとって有益な効果効能が有りますが、抽出にはたくさんの花を使い、たくさんの労力を使うので、それなりの値段がします。
最近では良い香りで安心などとCMでうたわれますが、それらは合成香料です。
人の脳や体に与える影響を考えると、いかがなものでしょうか・・・・・。
江戸時代からバラの水
江戸時代にはバラのフローラルウォーターを化粧水にしていたようです。
江戸時代の美容書「都風俗化粧伝(みやこふうぞくけわいでん)」の第七身嗜之部(みだしなみのぶ)よりますと、
花の露の伝
この香薬水(においくすりみず)は、化粧してのち、はけにて少しばかり面(かお)へぬれば、光沢(つや)をだし、香(にお)いをよくし、きめを細かにし、顔の腫物(できもの)をいやす。
花の露とりよう
いばらの花(茨の花)この花をつみとり、蘭引きかける。かくのごとき器なり。中に湯を入れてわかし、その上へかの花を入れ、その湯気、上の器(うつわ)にたまり、くちより露出するを茶碗にうけて取る也。さて、丁子、片脳、白檀をらん引きにかけ、この香具の香いをとり、いばら花露に少し入れて持ちゆる也。
▲蘭引き
バラの香りはこのように江戸時代から美肌、美白などの美容に使われていました。
バラの香りで、スキンケア、そして心を癒やし、体の免疫力をあげてはいかがでしょうか。
・・・・・・・
そのときは、かならず天然香料をお選びください。

石川 佳子

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